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薬膳の知恵 4 まずは、脾胃(胃腸)力を調える

薬膳の知恵 まずは、脾胃(胃腸)力を調える

 

ざぶーん!と海に飛び込み、もやもやした気持ちも体も浄化したくなる暑さです。

猛暑の日々もそろそろ終わりに近づいているのではないかと、心待ちにしていますが、知らず知らずのうちに、マスクとジメジメで食欲や体の底力が落ちていませんか。

マスクをしているとのどの渇きを感じなくなりがちの様です。

これを乗り切るには、まず後天の精、体力をつけておくことが肝心です。寝ている間に気は蓄えられるので、しっかり睡眠をとること、呼吸して気を取り入れる肺の力、水穀の精微を取り入れて運化する脾胃の働きも大切になります。

 

そこで、「食べて元気になる」六君子湯をテーマに初のセミナーを開きました。

講師に中医師で国立北京中医学大学大学院を卒業なさっている人気の先生に六君子湯について講義をお願いし、その後、六君子湯をイメージした薬膳を紹介いたました。

保和丸のように、食べた後に食積を解消するのではなく、六君子湯のように取り入れることによって脾胃の力を高めながら、邪魔しない食べながら体に力を蓄えられるメニュー構成にいたしました

 

メンバーは、以前に性味表を作成にあたった仲間です。その調査作業でわかったこと、性味表には書ききれなかったことをお伝えし、皆様に活かしてもらいたいという思いで、このセミナーを開くことにしました。初回、コロナという状況の中で、試食もしていただけず大変残念でしたが、せめて何かと思い、ポイントとなる食材、おばあちゃん人参という雪下人参で熟成したものなど、お持ち帰りとして用意させていただきました。

次回12月を予定しており、そのころはコロナも落ち着き、召し上がって感じていただければと願っております。

六君子湯をイメージした薬膳



1、モロヘイヤと湯葉のすり流し レモングラス風味
2、鱸のポワレ ラッキョウと茗荷添え
3、アスパラガスと人参のピラフ
4、ぶどうのムース

ぶどうのムース



講義の様子



昨日は講座に参加させていただきありがとうございました。

久しぶりの講座参加でしたが、中医学、薬膳の奥深さと面白さが満載の講座、

感激いたしました。

 

また12月の講座にも是非参加させていただきたく、楽しみにしております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

初秋の候、本格的な猛暑の日々ですが、

村岡先生はじめ皆様の益々のご健勝をお祈りしております。

 

受講していただいたYさんより、こんなメールをいただき、メンバー一同次へのセミナーに向けてより力が入っています。

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